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石獅子
大分類 | 【指】指定文化財 |
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名称(ヨミ) | イシジシ |
種別 | 有形民俗文化財 |
員数 | 2頭 |
指定年月日 | 1991/04/01 |
指定番号 | 千文(有民)第14号 |
所在地 | 外神田2-16-2 神田神社境内 |
所有者(保持者) | 宗教法人神田神社 |
年代 | 享保年間 |
内容・伝来 | 石獅子は、江戸時代中期に製作され、他に大山不動尊と成田山新勝寺奉納のものを合わせ「坂東三獅子」と呼ばれたと伝えられる。大正12年(1923)の関東大震災により獅子山は崩壊し、子獅子は紛失したものの親獅子2頭は保存されてきた。現在は天皇即位を記念して再建された獅子山に据えられている。 |
備考 | 絵画資料における所在確認では、安政元年(1854)の錦絵『神田神社境内』(広重)に描かれていることから、江戸時代の幕末期に製作されたと考えられる。 製作者については、「坂東三獅子」の伝聞では、三体とも石切藤兵衛(油屋藤兵衛)が製作し奉納したとされているが、他の2ヶ所においても事実関係は明らかにならない。なお、石切藤兵衛(油屋藤兵衛)は石彫獅子の名工、油売吉兵衛は武州下野の名工である。 |