力石

大分類【指】指定文化財
名称(ヨミ)チカライシ
種別有形民俗文化財
員数2個
指定年月日1989/04/01
指定番号千文(有民)第8号
所在地九段北1-14-21 築土神社境内
所有者(保持者)宗教法人築土神社
年代江戸時代
内容・伝来この力石は築土神社境内にあり、築土神社と世継稲荷神社との中間裏手に位置する。その伝来等については不詳である。力石は、一定の重量の円形または楕円形の石で、寺社などにあって若者たちが力試しに用いたと言われている。日本橋川堀留近くに位置する築土神社の力石は、江戸時代の交易や運搬手段として主流であった水運と関係するものと考えられ、積荷を降ろした空の船の安定をはかるバラストとして利用されたと推測される。
備考寸法:
(1)長径78cm、短径44cm、最大周囲123cm
(2)長径62.5cm、短径34.5cm、最大周囲100cm
銘文:
(1)五十三〆目 元飯田町 長八 永助 佐吉 嘉吉
   清次郎 直吉 本郷久蔵(3字不明)
(2)三拾貫余中坂下(3字不明)

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