阿弥陀三尊像

よみあみださんぞんぞう
指定登録区分市指定
種類有形文化財
種別彫刻
点数3躯
寸法高さ54.6cm(阿弥陀) 31.2cm(観音) 31.6cm(勢至)
形状・材質寄木造 漆箔
時代鎌倉時代
所有者吉祥院
所在地八幡字平井24
解説阿弥陀如来はほぼ直立し、頭部・頭髪は小振りで、目鼻立ちも控えめで、なで肩です。衣文は線的ながら下半身に流れるようにして脚部において省略するという平安時代の技法が用いられています。脇侍の蓮台を手に捧げもつ観音菩薩と合掌している勢至菩薩は前屈みの姿勢で表され、裙の端部の翻りを大きく表していて、来迎時に前からの風を受けているように表現されています。

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