知多の虫供養行事
よみ | ちたのむしくようぎょうじ |
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指定登録区分 | 県指定 |
種類 | 民俗文化財 |
種別 | 無形民俗文化財 |
所有者 | 大野谷虫供養保存会 |
解説 | この虫供養行事は、大野谷13か村において、駆除した生物の霊を慰め、五穀豊穣・家内安全を祈願したものと、戦国時代に滅亡した佐治氏の霊を慰めたものが融合したと伝えられています。道場供養は毎年12月から翌年の1月にかけて、当番地区に道場が設けられ、阿弥陀如来などの掛軸が懸けられます。巡回礼拝は掛軸とともに各地区の当番の家々を巡回するものです。大法要は秋の彼岸の日曜日に当番地区の寺で行われ、本堂に掛軸を掲げて仏具・供物を供え、境内に塔婆を立てて念仏供養が行われます。その後、次期当番地区に引き継ぎが行われ、当番地区が交替します。 |