着物

資料番号J00092_000000
名称(ヨミ)キモノ
別名小袖
分類1日本 服飾・染織
分類2衣服
国名日本
地域日本
年代江戸時代後期
材料絹(絖)、木綿
着用区分女性
寸法身丈:172.0 袖丈:43.5 裄:59.5(背幅:29.5 袖幅:30.0) cm
公開解説肩、裾、衽などは17世紀-19世紀初めまでのものと考えられるインド製の22種の更紗を切継とし、胴の部分は薄く光沢のある繻子織の絖地に杜若を手描きと刺繍で表した斬新な意匠の小袖。杜若は「八橋図」と称し、『伊勢物語』の業平東下りの段の一節を画題としたものがよく知られ、本資料はいくつもの橋が連なる八橋を更紗で表現したデザインとも考えられる。異国情趣豊かな更紗と可憐な杜若が違和感なく画面におさまり、酒脱な雰囲気を醸し出している。

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