具足 当世具足
| 資料番号 | J00890_000000 |
|---|---|
| 名称(ヨミ) | グソク トウセイグソク |
| 別名 | 兜、頬当、胴、袖、籠手、佩楯、臑当 |
| 分類1 | 日本 服飾・染織 |
| 分類2 | 衣服 |
| 国名 | 日本 |
| 地域 | 日本 |
| 年代 | 江戸時代後期 |
| 着用区分 | 男性 |
| 寸法 | 胴 高さ:38(前) 42(後) 兜 高さ:17 幅:28(前後)、21(左右) cm |
| 公開解説 | 当世具足は室町時代末期、鉄砲の伝来や集団戦などによって戦法が一変したのに伴って登場したもので、それまでの「昔具足」に対して「当世(今風)具足」を意味する。従来の重装備の大鎧に比べて軽くて簡便な形態をなし、本資料は兜、頬当、胴、袖、籠手、佩楯、臑当などから構成されている。兜は六十二間星兜で、木彫の龍の前立を置き、吹返しには長門三つ星紋が認められる。胴は二枚胴で、黒漆塗の革札を紺糸で威し、袖は金色で、胴の紺糸に対して白糸威しとする。また、背面には旗指物を指す合当理が付き、戦国時代の実践的な気風を遺した具足といえよう。長門三つ星紋や、鎧櫃に付けられた丸に抱沢瀉紋が長州毛利家の紋であることから同家に縁の具足と考えられる。 |

