ローブ・ア・ラングレーズ
資料番号 | W03811_000100 |
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名称(ヨミ) | ローブ・ア・ラングレーズ |
別名 | マンチュア |
分類1 | ヨーロッパ圏 服飾・染織 |
分類2 | 衣服 |
国名 | アメリカ |
地域 | アメリカ ボストン(ドレス製作地)、イギリス スピタルフィールド(布地製作地) |
年代 | 1760年頃(生地は1720-25年頃) |
材料 | 絹 |
着用区分 | 女性 |
寸法 | 着丈:150 B:82 W:64 ㎝ |
公開解説 | ローブ・ア・ラングレーズとはフランスで言うイギリス式ローブの意(イギリスではマンチュアmantuaと呼んだ)。フランス式に対して身頃には背ひだは無くボディーに沿った形である。フランスでは1770年代に広まったアングロマニー(イギリス趣味)に呼応して流行した。使われている絹地はスピタルフィールズ製で、前時代からのシンメトリーで大柄な厳格さに軽快な感覚を加えたレジャンス様式を示しており、ドレスの制作年代より古い1720-25 年頃のものと思われる。絹が貴重だった時代のドレスには生地をなるべく切り落とさないようにカッティングに工夫がなされており、何度か仕立てなおした後が見られる。 |