ローブ・ア・ラ・フランセーズ

資料番号W07609_000000
名称(ヨミ)ローブ・ア・ラ・フランセーズ
分類1ヨーロッパ圏 服飾・染織
分類2衣服
国名フランス
地域フランス
年代1770年代
材料
着用区分女性
寸法ローブ 前丈:135 後丈:158 背丈:35  ペチコート 丈:81 W:92   スタマッカー 長さ:30 幅:28.5  ㎝
公開解説ロココ時代の宮廷女性の基本スタイルであるローブ・ア・ラ・フランセーズ。前開きのローブにストマッカー(仏:ピエス・デストマ 胸当て)、ペティコート(仏:ジュップ)からなる。ローブは、スカート部分がパニエ(腰枠)によって左右に広がり、背に畳まれた深い襞(ヴァトー・プリーツ)をゆったりと後ろに引く。生地はドレスの年代よりも古く、リヨンの絹織物が最も栄えた1760-65年製。毛皮のリボンとS字にうねる花模様の組み合わせ。縁取りは赤白2色のシュニール糸(毛虫のような毛羽のある糸)とフライ・フリンジ(小さな虫のように見える飾り)によって飾られ、装飾に装飾を重ねるこの時代の特徴をよく伝えている。

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