中礼服(ローブ・デコルテ)

資料番号J00703_000000
名称(ヨミ)チュウレイフク ローブ・デコルテ
別名御中礼服、ドレス
分類1日本 洋装(幕末~)
分類2衣服
国名日本
地域日本
年代明治20年代初め
材料絹、羽根(オストリッチ)
着用区分女性
寸法ボディス 前丈:29.8 背丈:34.6 B:78  スカート 前丈:90.4 後丈:148.5 W:58.5 cm
公開解説明治天皇の皇后(昭憲皇太后)の着用した中礼服。中礼服(ローブ・デコルテ)は襟を大きく開け、袖無しか短い袖のついたドレスで、主として晩餐会に着用される。本資料は、スカートのシルエットと上腕を見せるような袖のデザインによって、明治20年代初めに着用されたと考えられる。生地には羽根をリボンで束ねた文様が織り出され、同様の文様の生地がフランスのリヨンで製作されたことが知られている。聖徳記念絵画館の「憲法発布式」に描かれた皇后のドレスは、本資料ときわめて類似している。

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