サリー(パトラ)(部分)
資料番号 | W00321_000000 |
---|---|
名称(ヨミ) | サリー パトラ |
分類1 | アジア圏 服飾・染織 |
分類2 | 染織品 |
国名 | インド(印度) |
地域 | インド グジャラート州 |
年代 | 18世紀後期-19世紀初め |
材料 | 絹 |
着用区分 | 女性 |
寸法 | 203×101 cm |
公開解説 | インド西部のグジャラート州で織られる絹の経緯絣パトラは、神聖な縁起の良い布としてさまざまな儀礼用布として用いられる。大変な手間を掛けて作られ、色の多彩さ、文様の細かさにおいて絣技術の最高峰にある。八弁の花文はパトラの代表的な文様の一つで、シャアビ・バハトと呼ばれ、仏教の教えである「八正道」を表す。神聖な縁起の良い布として花嫁衣装の他、様々な儀礼用布として用いられる。パラ−ブ(布端部分)に見える鋸歯文はインドネシアで好んで使われるトゥンパル文様であることから、インドネシアへの輸出用とも考えられる。インドネシアでもパトラの神聖な力は信じられており、儀式用の布として大切にされ、焼いて薬として服用した記録もある。 |