大礼服(マントー・ド・クール)

資料番号J00702_000000
名称(ヨミ)タイレイフク マントー・ド・クール
別名御大礼服、ドレス
分類1日本 洋装(幕末~)
分類2衣服
国名日本
地域日本
年代明治20年代後半
材料絹(繻子、ビロード)
着用区分女性
寸法ボディス 前丈:31.5 背丈:35.0 B:71  スカート 前丈:87.4 後丈:178 W:57.5  トレーン 丈:391 裾幅:243  ケープ 前丈:22.5  cm
公開解説明治天皇の皇后(昭憲皇太后)の着用した大礼服。大礼服(マント・ド・クール)は、明治時代から昭和戦前期の宮廷服である。女子の最高の礼服で、襟あきが大きく、袖無しか短い袖のドレスにトレーン(引き裾)を付けることが特色である。本資料のボディスとトレーンは緋ベルベット、スカートには白繻子地を用い、それぞれに菊花を日本刺繍によって豪華に表している。大きく膨らんだパフ・スリーブ、釣り鐘形のスカートなどの特徴は、明治20年代後半に調製されたことを示している。

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