丸子船

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展示室B展示室
展示ゾーン湖をとおる
解説丸子船は江戸時代から昭和時代まで湖上輸送の主役でした。江戸時代には、1360隻もの丸子船が行き来していたのですが、エンジン付きの船の登場や鉄道、自動車輸送の一般化にともない、1961年頃琵琶湖で帆走丸子船はみられなくなりました。展示されている丸子船は2018年3月8日国登録有形民俗文化財になりました。
おすすめポイント琵琶湖博物館の丸子船は堅田の船大工の松井三四郎さんらによって作られました。
丸子船は三四郎さんと最初で最後の琵琶湖での航行を行い琵琶湖博物館に展示されました。丸子船の特徴である船の両側の大きな杉の木は京都の北山で伐採された杉です。船大工は山の木の選定から製材、加工、組立まで一貫して行います。この大きな杉の木も松井さんが選定から携わられたものです。丸子船には琵琶湖の事を知り尽くした人間の知恵と技術が詰まっています。
作成者林 克子
参考資料展示室解説パネル

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