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琵琶湖湖底模型

大分類展示資料
中分類交流員おすすめ
展示室C展示室
展示ゾーン琵琶湖へ出かけよう
キャプション情報縮尺38400分の1(水深方向は25倍に拡大)
解説普段は知ることのできない水面下の湖底の形を見える化した琵琶湖の湖底模型です。最深地点や東西の湖底の傾きの違いなどの地形が判ります。竹生島、多景島、沖の白石はかつての山の頂であり、水面に出ない高さ87mの岩山もあり、その麓が水の流れで削られて溝になっています。その溝の中に琵琶湖の最深地点があります。湖の西側は急に深くなっています。琵琶湖は断層活動でできた湖で、断層を境に、その西側は山、東側は琵琶湖になりました。断層に近い琵琶湖の西側は深く、断層から遠い東側は浅くなっています。
おすすめポイント湖底は砂泥が堆積していきますので、概ね平坦なはずですが、南湖の湖底には大きな穴や凸凹があります。南湖の平均水深が4mのところ、水深10mを超えるような穴も沢山あります。湖岸の埋立、人工島の造成用に採土した浚渫痕や建設骨材としての商業砂利採取よって生じたものです。これらの穴による無酸素や貧酸素の水質悪化が知られています。セタシジミ漁などの漁業への影響が懸念されるところです。見えない水面下にも注目してみませんか。
作成者木下 睦司
参考資料展示室解説パネル

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