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オランダ堰堤

大分類展示資料
中分類交流員おすすめ
展示室B展示室
展示ゾーン森をつくる
解説オランダ堰堤は、草津川の上流の大津市上田上の桐生にあります。築造110年余の年月に耐え、砂を貯める機能を現役で果たしています。江戸時代には主に燃料としてこの地域の木々は採取され、結果「田上の禿」として全国的にも知られる禿山地帯となりました。結果、山から大量の土砂が流れ出し地元の人たちは水害に苦しめられました。そこで明治になって本格的な山腹工事と植栽が行われました。この堰堤がオランダ堰堤とよばれる理由はオランダ人の技術者デレーケが堰堤構築に関わったからだと考えられています。
おすすめポイント明治期に竣工されたオランダ堰堤は、現在も尚その機能を発揮し続けています。長年、砂防ダムとして人々を水害から守ってきました。
かつてこの山々が禿山であった事や水害で人々が苦しめられた歴史があった事を思うと、感慨深いものがあります。田上の桐生の山の登り口にオランダ堰堤はあります。B展示室ではオランダ堰堤の展示をご覧いただけます。その歴史に思いを馳せながらご覧ください。
作成者片岡 典子
参考資料展示室解説パネル

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