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円筒型タツベ

大分類展示資料
中分類交流員おすすめ
展示室B展示室
展示ゾーン水辺でかせぐ
キャプション情報時期:3月〜6月, 場所:湖岸・内湖・水路, 資料収集地:大津市比叡辻
解説近江の漁具の特徴は、その種類の多さにあります。琵琶湖や河川、内湖や水路、水田やため池まで、使われる場所やそこにすむ魚の習性に応じて、道具の形はじつにさまざま。一見しただけでは使い方がわからないものばかりです。これでどうやって魚がとれるの?
タツベの時期は3月から6月、湖岸・内湖・水路で使用されます。フナがヨシ帯に産卵に入り、沖に出るときタツベに入るように仕掛けるそうです。それで、タツベの口は岸側に向けられています。エサは入れないそうです。竹と竹の空間があるので、小さい魚は取れない仕組みになっています。
おすすめポイント漁師さんから、夜に遠くを走る電車の音がいつもより大きく聞こえる次の朝は、タツベにたくさん魚が入ってると聞きました。どうしてなのか、わかりますか?
作り方で、一番難しいのは、入り口の糸の強さやと、おっしゃっていました。強すぎても、弱すぎてもあかん、ちょうどいいかげんが難しいと。ぜひ、琵琶湖の漁港に立ち寄って、漁師さんと話してみてください。楽しいですよ。
作成者奥村 恵子
参考資料展示室解説パネル

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