藤井光

作家名(よみ)ふじいひかる
作家名(英語)FUJII Hikaru
生地東京都
生年1976

作家解説

藤井は災害、差別、移民問題、搾取などの現代社会が抱えるさまざまな課題を、緻密なリサーチやフィールドワークを通して批評的に取り上げる映像やインスタレーションの作品で知られる。またワークショップにおいて、見過ごされてきた歴史的な事象を再演することで、参加者同士の活発な議論を喚起する。2016年の東京都現代美術館「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」展や2018年の国立国際美術館「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」などのグループ展に参加し、ミュージアムとそのコレクションが否応なく帯びる政治性や権力に対しても、独自の視点から問題提起する作品を発表してきた。「あいちトリエンナーレ2019」(名古屋市美術館会場)では、日本統治下の台湾で制作された国策プロパガンダ映画を批評的に再演する映像インスタレーションが高く評価された。

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