田附勝

作家名(よみ)たつきまさる
作家名(英語)TATSUKI Masaru
生地富山県
生年1974

作家解説

はじめ物心ついた頃から興味を持っていた映画制作の仕事に就いたが、ひとりでも制作できる写真に興味を持つようになり、写真を撮り始める。1995年から翌年にかけて、著名な写真家が来るスタジオで働きながら技術を学び、1998年に写真家として独立。同年アート・トラック(デコトラ)に出会い、9年間にわたって全国でトラックとドライバーを撮影し、2007年写真集『DECOTORA』を刊行。田附は撮影対象のもとへ何度も通い、現地の人や文化、自然と深く交わりながら撮影する。そのような手法で撮られた写真は、目の前にある特定の対象を写しながら、その対象から繋がる人や動物の営み、土地の歴史、文化に宿る精神など、表層的には見えず見過ごされているものを炙り出していく。2012年、写真集『東北』で第37回木村伊兵衛写真賞受賞。あいちトリエンナーレ2016では東北地方に通い続けて撮影した作品、および2012年から撮影を進めていた「KAKERA」シリーズの一部を展示した。

この作家の作品一覧[全2件]

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