アレクサンダー・コールダー

作家名(よみ)あれくさんだーこーるだー
作家名(英語)Alexander CALDER
生地フィラデルフィア(アメリカ)
生年1898
没地ニューヨーク(アメリカ)
没年1976

作家解説

アメリカ、ペンシルヴェニア州に生まれる。大学では機械工学を学んだ後、アート・スチューデンツ・リーグで美術教育を受ける。タブロイド紙の挿絵の仕事をして、取材したサーカスに魅せられる。1926年渡仏し、作家活動と共に玩具制作も始め、針金や木などを材料にした小さな出演者を使った「コールダーのサーカス」のパフォーマンスを行なった。これはコクトーをはじめとする芸術家達の間で評判を呼び、翌年ニューヨークでも上演。パリではミロ、アルプなど多くの芸術家と交友しているが、1930年モンドリアンのアトリエを訪れて深い感銘を受け、抽象的な作品を作るようになっていく。翌年デュシャンが『モビール』と命名するモーターで動く彫刻を発表、その後自立的に動く抽象的な形態へと洗練され、静止した作品『スタビル』とともにコールダーを特徴づけるものとなった。

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