護岸の全景(2015年5月)

戸ノ木の護岸

中分類戦跡
名称(ヨミ)とのぎのごがん
遺産概要陸軍浅間飛行場は昭和18年12月6日から本格的な工事 が始まっている。海に面した三方に2~3mの堤防を築いた が、その一つがここである。島内から2280名をはじめ、 奄美から650名、また生徒など総勢4280名を徴用し、人力主体の突貫工事で翌年の6月に完成した。堤防下部の玉石は主に沖永良部、与論の350名によって秋利神から、上部の石垣は湾屋や防空壕の石灰岩を運び、 石エが積み上げた。 数少ない戦時中の遺構である。

・建設期間 昭和19年1月~6月まで
・大きさ (約)長さ90m、幅3.6m、高さ4.5m

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