東又泉(アガリマタ イジュン)

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

  • 画像切り替えサムネイル画像 その5

  • 画像切り替えサムネイル画像 その6

  • 画像切り替えサムネイル画像 その7

  • 画像切り替えサムネイル画像 その8

東又泉(アガリマタイジュン)

資産概要当部集落東班全戸と中班の半分の戸数の方々に利用されていた。水がおいしいことで有名で、戦争中、当部集落に駐屯した鬼塚部隊も利用した。当部東又にある泉で、当部のテラの東隣に位置している。現在でも当部集落の方々が飲料水として利用され、管理が行われるなど、集落内で親しまれている泉である。藩政時代、亀津代官所の代官が東又泉の水を飲む機会があり、その水の美味を称賛し以降、たびたび使いの者を使って水を取り寄せ、愛飲したとの言い伝えが残っており、集落では、代官水とも言う。(松村省三 当部の今昔)若水を汲む泉でもあり、集落の人は12時を回って正月になるとすぐに若水汲みに向かい、小石を泉の中に投げて水神様を起こして、三回泉の水をかき混ぜて、若水を汲む。第2次世界大戦中の昭和19年夏~昭和20年には、当部集落に連隊本部を置いた鬼塚部隊と泉を共有することとなり、その工兵隊によって泉の周囲をセメントで囲って、二つの枠が制作され、飲料水と洗い物用の使用区域を区分している現在の形となっている。

PageTop