カンモンハタ

カンモンハタ ( Honeycomb grouper )

名称(ヨミ)カンモンハタ
中分類スズキ目
小分類ハタ科
形態最大で30センチを超えるが、通常は20センチ前後の小型のハタ。英名のHoneycombが表すように、ハチの巣のような褐色の網目模様が特長。情況によって体色は変化し、網目に帯状の模様が重なって見えることも多い。ひれの模様は細かく、濃く見える。イシガキハタやイソゴンベと似ている。
概要【分布】
ハワイ以西の西太平洋、オセアニア、インド洋にかけて分布。国内では伊豆諸島や中部以南の暖海で見られる。徳之島では、サンゴ礁やその周辺の岩礁に生息する。

【生態】
サンゴや岩のすき間に潜み、小魚やエビ、カニなどの甲殻類、タコやイカなども食べる肉食性。そのため、釣り餌やルアーなどに食いつきやすく、味も良いことから人気の釣魚である。雌先成熟で20センチくらいまでは雌で、それ以上になると雄に性転換する。ただし、性転換するきっかけについては不明である。春先1月から4月ごろ、満月の夜前後に産卵する。

【島内の目撃情報】
タイドプールやサンゴ礁でごく普通に見られる。町内では浅いサンゴ礁がある、空港周辺から北部の岩礁に多い。
観察できる場所浅いサンゴ礁、タイドプール、漁港周辺

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