P93-SA(b)-09-1 38767
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染付水草魚図詩文煎茶碗(竹田組物)
登録番号 | 38767 |
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資料名(ヨミ) | ソメツケミズクサウオズシブンセンチャワン(チクデンクミモノ) |
分野 | 美術工芸 |
員数 | 5口 |
地域 | 日本 |
年代 | 近世 |
作者・産地名 | 田能村竹田画賛 |
製作年代 | 19C 江戸 |
材質・技法・形状 | 材質:磁器 |
法量(高さ/たて)cm | 4.0 |
法量(巾/よこ)cm | 9.5 |
法量(重量)g | 60.0 |
法量(メモ) | 高4.0 口径9.5 底径2.6 重1口60g |
資料解説 | 白磁茶碗の側面に竹田が自ら中唐張志和の詩「漁父歌」を染付で画賛している。 「西塞山前白鷺飛,桃花流水鱖魚肥。青箬笠,綠簑衣,斜風細雨不須歸 竹田生」 ※西寒山=浙江省湖州市の西南にある西の砦の山の意。中唐張志和(730-810) 張志和は16歳で科挙試験を及第し仕官したが、早くに隠遁し、谷川で一日針をつけない竿で釣りを愉しんでいたという。本品には、桃の花びらが川を流れ、魚が泳ぐ姿を描いている。 江戸時代の文人(知識人)たちは中国の詩を学ぶことが教養とされていた。詩の世界の中で愉しむことを憧れとしていた。文人画家竹田も憧れ、愉しんだ煎茶の世界を感じ取ることが出来る逸品。(k.A) |