朝飼の卓

所蔵資料登録番号A006165
作品・資料名朝飼の卓
制作時代・年代1990年
窯・作者藤平伸 FUJIHIRA Shin
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寄贈者藤平 寧氏・藤平三穂氏寄贈
作品解説 京都市に生まれる。父は釉薬の工場を経営していて、河井寛次郎とも親交があったことから「伸」と名付けて貰う。1944年(昭和19)京都高等工芸学校窯業科に入学するが、病気のため退学し、その療養生活の間、絵画に親しむ。その後、本格的に陶芸活動に入り、1953年日展に初入選する。1957年日展特選、北斗賞受賞。この頃の作品は、絵画性に力点をおいたレリーフ状のものが多い。しかし、次第に形態と文様の一体化を図るようになり、これまでにない斬新なフォルムを生み出していく。それは1972年頃から今日まで続き、細い脚で本体を支え、宙に浮かせることによって、空間をも取り込んだ表現を見せるものである。

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