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千条文擂座茶入

所蔵資料登録番号A002660
作品・資料名千条文擂座茶入
制作時代・年代室町時代(14世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
伝来・出土愛知県瀬戸市・七曲窯跡出土
資料点数1点
寸法高7.2 口径7.2 胴径8.5 底径4.4
作品解説 瀬戸窯製品は中国陶磁の青磁・白磁・青白磁、または金属器を祖形として制作されたものが多い。その中でも、茶入は天目と並んで、中国陶磁の模倣を示す資料である。口頸部に巡らした粘土の小塊を擂座と言い、先端部に灰釉が施されている。胴部は櫛目による縦の千条文とし、全体に薄い錆釉が施され、内面には黒褐色の鉄釉が施されている。同種のものは孫右衛門窯や山路東窯などでも焼成されていることが確認されている。

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