器台

所蔵資料登録番号A000358
作品・資料名器台
制作時代・年代古墳時代前期(4世紀)
制作/生産地(現在の地名)日本
伝来・出土安城市桜井出土
資料点数1点
寸法高15.0 口径20.5 底径17.0
作品解説 古墳時代の土器を、弥生時代の土器と区別して「土師器」と呼んでいるが、両者は古墳の有無によって区分されたもので、弥生時代末と古墳時代初頭の土器は形や技法の点で等しい。器台は弥生時代に登場した器種で、壼等をのせる台として用いられた。主に祭祀や儀式の場で利用されたもので、弥生時代後期には墳墓に供える壼のための専用器台も登場した。こうした器台の一部は古墳時代になると、古墳の墳頂や周辺に並べる円筒埴輪へと発展していった。

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