四耳壺

所蔵資料登録番号A002253
作品・資料名四耳壺
制作時代・年代室町時代(15世紀)
窯・作者備前窯 Bizen ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岡山県
資料点数1点
寸法高67.0 口径19.5 胴径48.8 底径27.5
作品解説 備前窯では、鎌倉時代中期以降は酸化焔焼成によって本資料の様な赤黒い地肌の製品を生産するようになった。また、西日本では鎌倉時代には常滑窯の製品が多く流通していたが、室町時代に入ると替わって備前窯の製品が広く流通するようになった。なお、備前窯における大形の四耳壺・三耳壺の生産は室町時代(15世紀)に始まり、古くから茶壺として利用されている。茶壺に始まる備前茶陶は、安土桃山時代(16世紀)には花入・水指を中心に展開した。

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