台付甕

所蔵資料登録番号A002014
作品・資料名台付甕
制作時代・年代弥生時代後期
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高16.8 口径14.8 胴径13.9 底径7.0
作品解説 弥生時代から古墳時代の土製甕は基本的に煮炊きの容器で、オキ(炭火になった燃料)によってゆっくり加熱し、米を粥状に調理すること等に用いられた。壼に比べて粗製で、器面の装飾性は極めて乏しく、本器は全面に刷毛目調整を行なっているのみである。台付甕は甕の下胴部に直火の外炎部をあてるために台を付けて甕を持ち上げ、強火によって米を飯状に調理すること等に用いられたと考えられているもので、東海地方から関東地方で用いられた。

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