所蔵資料登録番号A001682
作品・資料名
制作時代・年代室町時代(15世紀)
窯・作者信楽窯 Shigaraki ware
制作/生産地(現在の地名)日本、滋賀県甲賀市
資料点数1点
寸法高47.4 口径15.0 胴径39.0 底径18.0
作品解説 信楽窯は現在の滋賀県甲賀市信楽町内に成立した中世の窯跡群である。信楽窯の粘土は窯の立地により白色の精良な粘土と鉄分を含んだ粘土が使われ、窯の使用粘土により焼き上がりの肌の色調が異なっている。白色の精良な粘土を使用した製品は、白い長石粒の吹き出しと肌割れや赤褐色の色調の肌に黄緑色の自然釉と釉際の焦げたような黒斑の織りなす色合いとなる特徴を持つ。玉縁口縁の口頸部に、肩が大きく張る形も信楽窯の特徴である。

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