台付壺

所蔵資料登録番号A002011
作品・資料名台付壺
制作時代・年代弥生時代後期(2~3世紀)
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高27.5 口径14.5 胴径23.3 底径11.4
作品解説 弥生土器は、機能によって器形が分化するが、基本的には装飾を施さない。この壷は、幅のある口縁の側面に薄い円板を貼り付け、胴の上半部に櫛描の斜文を施し、口縁部と同じ円板を貼り付けた、非常に装飾的なものである。この種の壷は、弥生時代の終わり頃、伊勢湾周辺で多く見られるものである。また、同じような壷に赤い彩色を施した一群の作品は、パレススタイル(宮廷式)とよばれる華麗なもので、尾張地方を代表する土器である。

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