灰釉牡丹文瓶子

所蔵資料登録番号A001572
作品・資料名灰釉牡丹文瓶子
制作時代・年代鎌倉時代(14世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県
資料点数1点
寸法高26.7 口径3.9 胴径17.2 底径9.9
作品解説【二大釉薬(ゆうやく)・灰釉(かいゆう)、二大装飾法・画花(かっか)】
中世の瀬戸窯(せとよう)の釉薬をかけた陶器、いわゆる古瀬戸(こせと)の中で、鉄釉(てつゆう)と並ぶ二大釉薬の一つが灰釉です。灰釉は植物の灰が原料で、9~11世紀の猿投窯系(さなげようけい)の窯や12世紀の渥美窯(あつみよう)などでも使われた伝統的な釉薬で、本作のように黄緑や緑に発色します。
 本作の表面には、牡丹(ぼたん)が伸び伸びと線刻で描かれています。細い工具で文様を刻むこの種の技法は画花と呼ばれ、印花(いんか)と並ぶ古瀬戸の二大装飾法です。本作は瓶子(へいし)と呼ばれる中国の磁器に由来する酒器用の形です。

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