/2

四耳壺

所蔵資料登録番号A001568
作品・資料名四耳壺
制作時代・年代平安時代末期(12世紀)
窯・作者美濃須衛窯 Minosue ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県
資料点数1点
寸法高25.0 口径11.2 胴径20.0 底径7.7
作品解説 岐阜県各務原市を中心とする中世の美濃須衛窯では、中世初期から四耳壺を生産している。本器のような四耳壺は中国宋代の白磁四耳壺を祖形として造られたものであるが、中国産の四耳壺が轆轤成形によるものであるのに対し、美濃須衛窯では粘土紐造り成形の後に轆轤整形したもので、本器の下半部はさらに轆轤箆削り整形をほどこしている。口縁部と肩部には自然釉と思われる淡黄色の灰釉が認められる。本器は蔵骨壺として使用された出土品。

PageTop