大甕

所蔵資料登録番号A001555
作品・資料名大甕
制作時代・年代室町時代(16世紀)
窯・作者備前窯 Bizen ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岡山県
資料点数1点
寸法高88.0 口径64.0 胴径79.0 底径47.0
作品解説 備前窯は岡山県備前市伊部地内に成立した須恵器系窯である。備前窯の特色的な製品の1つが大甕で、特に16世紀代には高さが1mを超え、容量が三石から四石(540~720リットル)の超大形のものが生産されている。本器には肩に「三入」と刻銘されているが、これは"三石入"の略で、本器の容量を示している。こうした大甕は米などの穀物貯蔵器として用いられたほか、水・油の貯蔵、酒の醸造や藍染織など様々な分野で利用された。

PageTop