所蔵資料登録番号A001548
作品・資料名
制作時代・年代鎌倉時代(14世紀)
窯・作者信楽窯 Shigaraki ware
制作/生産地(現在の地名)日本、滋賀県甲賀市
伝来・出土三重県出土
資料点数1点
寸法高28.0 口径12.5 胴径25.5 底径14.5
作品解説 信楽窯は現在の滋賀県甲賀市信楽町内に成立した古窯跡群。平安時代末期から鎌倉時代初期までの成立時の状況が不詳であるが、鎌倉時代の製品の形態が同時期の常滑窯の製品に類似することから、常滑窯の影響によって成立したと考えられている。本資料は短く開いた口頚部と、口縁部に端面を形成する信楽窯独自の形態をもつ壼で、横に倒れたまま焼かれたため、口縁部から底部までの片身に、白濁混じりで黄緑色の自然釉が掛かっている。

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