双耳瓶子

所蔵資料登録番号A001526
作品・資料名双耳瓶子
制作時代・年代鎌倉時代(13世紀)
窯・作者渥美窯 Atsumi ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県田原市
資料点数1点
寸法高25.0 口径9.0 胴径17.4 底径10.3
作品解説 瓶子は短い口頸部をもつ液体容器で、鎌倉時代の絵巻物に描かれた徳利など、酒器としての使用が認められるが、蔵骨器としての出土例もおおい。中世瀬戸窯で特徴的に生産された器種であるが、他の中世窯でも作られたことが確認されている。本器は肩部に粘土紐を2ヶ所に貼り付けているが、耳に孔はあけられていない。肩部に記号状や文字様の箆描きがおおく施されるのは渥美窯製品の特徴の一つであるが、その意味するところは未詳である。

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