三筋壺

所蔵資料登録番号A001492
作品・資料名三筋壺
制作時代・年代平安時代末期（12世紀）
窯・作者常滑窯　Tokoname ware
制作/生産地（現在の地名）日本、愛知県
伝来・出土愛知県半田市・椎ノ木山古窯跡出土
資料点数1点
寸法高23.3 口径10.0 胴径17.8 底径6.5
作品解説　常滑窯は愛知県知多半島の全域に分布する瓷器系焼締陶器の窯業地で、近世以降の旧常滑町内の常滑焼と区別して知多半島窯（知多窯）とも呼ばれる。三筋壺は小形で胴長の壺の、肩から胴の下部に三本の横線を施したもので、初期常滑窯の代表的な器種の一つである。三筋文は中国・宋時代の白磁の壺を写した猿投窯の製品に取り入れられた例があるほか、渥美窯や越前窯の製品にも見られる。経塚の埋納容器や蔵骨器としての利用例が多い。

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