鉄釉狛犬 吽

所蔵資料登録番号A000674
作品・資料名鉄釉狛犬 吽
制作時代・年代江戸時代(18世紀~19世紀)
窯・作者瀬戸窯 Seto ware/美濃窯 Mino ware
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県もしくは岐阜県
資料点数1点
寸法高25.2
文化財指定愛知県指定文化財(有形民俗) / Important Cultural Property of Aichi Prefecure
寄贈者本多静雄氏寄贈
作品解説【願いに合わせて猫(?)にも…】
長い尾、そしてとがった耳は、まさに猫の姿。身体全体には鉄釉がかけられ、その釉薬の流れが艶やかな猫の毛並みを表現しているかのようです。
願いの種類に合わせて姿形を変えていった狛犬ですが、その中でも本作は、猫型という大変珍しい姿をしています。猫と言えば、ネズミ退治が得意。おそらく稲作や養蚕が盛んな地域において、「ネズミ除け」の願いを込めて奉納されたのではないかと考えられています。

PageTop