/2

四耳壺

所蔵資料登録番号A001335
作品・資料名四耳壺
制作時代・年代平安時代末期(12世紀)
窯・作者珠洲窯 Suzu ware
制作/生産地(現在の地名)日本、石川県
資料点数1点
寸法高22.5 口径11.0 胴径16.5 底径9.5
作品解説 中世成立期には、中国宋代の白磁四耳壺をモデルとした四耳壺が東海地方の猿投窯・美濃須衛窯・瀬戸窯を始め各地の窯業地で焼かれている。本資料では肩部に四耳が付けられているが、東海地方のものと違って耳の装飾が無く、底部の高台も省略されている。珠洲陶器では、粘土紐成形後に器面を叩き締める技法と、その叩き目を削去・研磨する技法が代表的であるが、本資料は粘土紐巻き上げ成形の後に、轆轤仕上げしたものである。

PageTop