所蔵資料登録番号A000390
作品・資料名
制作時代・年代弥生時代中期(紀元前2~1世紀)
制作/生産地(現在の地名)日本
伝来・出土愛知県安城市古井町出土
資料点数1点
寸法高23.9 口径10.4 胴径22.5 底径6.0
作品解説【弥生土器といえば“壺”(つぼ)】
壺は現在もやきものの代表的な形の一つです。縄文土器には、壺はわずかしかありません。縄文時代の狩猟採集社会から、弥生時代の農耕社会に移る中で、穀物などの保存に適した形として壺が定着しました。
弥生土器は縄文土器に対してシンプルな造形で、装飾は本作の首や肩にかけて見られるような直線や波文様が中心です。縄文土器や弥生土器は、強めの焚火程度の方法で焼かれますが、ワラなどの燃料が触れたところには炭素が吸着し、本作の左側のように黒くなります。

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