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列なりのかたち

所蔵資料登録番号A005208
作品・資料名列なりのかたち
制作時代・年代平成22年(2010)
窯・作者長江重和 NAGAE Shigekazu
制作/生産地(現在の地名)日本、愛知県瀬戸市
資料点数1点
寸法高34.5 幅45.5×46.0
作品解説 1974年愛知県立瀬戸窯業高校専攻科修了。79年の中日国際陶芸展大賞を始め、92年朝日陶芸展グランプリ、97年日本陶芸展大賞・桂宮賜杯など受賞歴多数。また国内外の様々な展覧会に招待出品されるなど日本を代表する陶芸家である。長江は生家の家業であった大量生産の鋳込み技術を用いて制作を行う。それは焼成による変化を嫌う大量生産の鋳込み技法において、あえて熱による変化を加えることで作為と自然とが調和した独自のフォルムを作り出したものである。ほかにも糸状の泥漿を石膏型に何重にも重ねて成形した作品など、長江は鋳込み技術の特徴を再解釈することで技法の持つ可能性を拡大させながら独自の表現世界を形成している。

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