瑍白磁彫刻画花瓶

所蔵資料登録番号A005205
作品・資料名瑍白磁彫刻画花瓶
制作時代・年代明治32(1899)年
窯・作者清風与平(三代)
 SEIFU Yohei 3rd
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高58.0 口径18.0 胴径35.0
作品解説【色合いと浮彫の調和に注目】
清風は明治から大正初期に京都で活躍し、明治26年、陶磁分野で初の帝室技芸員に任命されました。この作品の色合いは暖かみのある象牙色で、釉肌は光を強く反射することなく、ベールをまとっているかのようです。器体の中心に左右対称の菊唐草文とその両脇に剽軽な表情の瑞鳥文を象徴的に浮彫で表しています。清風は白磁では色合いと浮彫装飾の調和に独自性を見せました。

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