鉄釉丸文土瓶

所蔵資料登録番号A005132
作品・資料名鉄釉丸文土瓶
制作時代・年代昭和時代(20世紀)
窯・作者濱田庄司 HAMADA Shoji
制作/生産地(現在の地名)日本、栃木県芳賀郡益子町
資料点数1点2パーツ
寸法高蓋5.0 総高27.7 口径11.5蓋11.8 胴径25.9×19.4 底径10.4
寄贈者水谷三郎氏寄贈
作品解説濱田庄司は神奈川県に生まれ、東京工業学校卒業後に京都市立陶磁器試験場に勤務し釉薬研究に取り組んでいましたが、画家バーナード・リーチからの誘いでイギリスのセントアイブスに渡り窯を築きました。帰国後は栃木県益子に陶房を構え、大正15年(1925)年には思想家の柳宗悦(やなぎむねよし)、陶芸家の河井寬次郎らと共に、民衆が暮らし中で生み出してきた生活道具にこそ美がある提唱する<民芸運動>を推進します。地元の素材を使い、誰にも出来るような技術で、よい焼き物を作りたいという民芸の精神を貫き、1955年には重要無形文化財「民芸陶器」保持者に認定されました。

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