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三筋文四耳壺

所蔵資料登録番号A000468
作品・資料名三筋文四耳壺
制作時代・年代平安時代末期(12世紀)
窯・作者猿投窯 Sanage ware
制作/生産地(現在の地名)日本
資料点数1点
寸法高23.0 口径12.0 胴径22.0 底径8.0
作品解説 古代猿投窯における瓷器(施釉陶器)生産は、11世紀末に山茶椀(無釉陶器)生産へ転換した。窯跡の分布は古代猿投窯の本貫地に加え、知多半島と瀬戸地区に広がり、尾張における中世窯として猿投窯・常滑窯・瀬戸窯が成立した。12世紀代の猿投窯東山地区(名古屋市千種区・名東区など)では、中央の院政勢力と結び付いた尾張国司の要請によって、瓦類や経筒外容器などの特殊器種も生産され、東山窯とも別称すべき独自の生産状況を呈している。

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