所蔵資料登録番号A000411
作品・資料名
制作時代・年代室町時代(14世紀)
窯・作者丹波窯 Tanba ware
制作/生産地(現在の地名)日本、兵庫県
資料点数1点
寸法高40.5 口径13.5 胴径28.0 底径17.5
作品解説 丹波窯は兵庫県篠山市今田町に所在する窯業地で、平安時代末期(12世紀)に東海地方の猿投窯・常滑窯の影響を受けて、壺・甕・鉢を基本とする焼締め陶の産地として成立した。製品は耐火度の高い精良な白色粘土を用いて紐作り成形した後、撫で仕上げによって器面を整えている。丹波窯の壺は口縁部が短く立ち上がり、端部が玉縁状にならずに丸く押さえて撫で仕上げされる形態が特徴で、本器には淡緑色の自然釉が薄く掛かっている。

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