青磁飾り壺「アフガン文 水汲み」

所蔵資料登録番号A003981
作品・資料名青磁飾り壺「アフガン文 水汲み」
制作時代・年代平成4年(1992)
窯・作者三浦小平二 MIURA Koheiji
制作/生産地(現在の地名)日本、東京都
資料点数1点2パーツ
寸法高24.5 胴径23.5
寄贈者三浦竹子氏寄贈
作品解説新潟県佐渡の無名異焼(むみょういやき)の窯元(かまもと)の家に生まれた三浦小平二(みうら・こへいじ)は、東京藝術大学陶芸科の創設に関わり、長年に渡って後進の指導に当たる一方で、陶芸家として<青磁>を追求しました。三浦の青磁には陶胎(とうたい)と磁胎(じたい)があり、陶胎作品にはきめ細やかで鉄分が多い佐渡の無名異土(むみょういつち)が用いられています。釉面(ゆうめん)に生じた美しい貫入(かんにゅう)が。蓋の上にはアフガンの少女のような姿が見えます。三浦がシルクロード旅行で書き留めたスケッチをもとに、作品に取り入れたモチーフです。澄んだ青空のような青磁と相まって幻想的な雰囲気をかもしだしています。1997年重要無形文化財「青磁」保持者に認定。

PageTop