古稀彩秋月花瓶

所蔵資料登録番号A002627
作品・資料名古稀彩秋月花瓶
制作時代・年代昭和47年(1972)
窯・作者清水六兵衞(六代) KIYOMIZU Rokube 6th
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高43.3 胴径28.8
作品解説 六兵衛の作品は、豊かな量感をたたえる器形を特徴とし、金彩や銀彩、銹絵などで草花が描かれ、優美な情感に満ちた世界が表現されている。本作品は豊かな量感をもつ瓶子形の花瓶で、渋い地色に金彩・銀彩が浮かび上がり、華やかさの中にも侘びた風情をたたえており、六兵衛の作品の特徴をあますことなく伝えている。古稀彩とは、1971年に自らの古稀を記念して発表した技法で、器胎に厚く多泡質のガラス釉が掛けられているのが特色である。

PageTop