色絵群鶴図花瓶

所蔵資料登録番号A002443
作品・資料名色絵群鶴図花瓶
制作時代・年代明治時代（19世紀）
窯・作者井村陶器店　Imura Pottery Store／川本桝吉（初代）　KAWAMOTO Masukichi 1st／川本桝吉（二代）　KAWAMOTO Masukichi 2nd
制作/生産地（現在の地名）日本、愛知県瀬戸市／神奈川県横浜市
資料点数1点
寸法高36.2 口径10.9 胴径17.2 底径13.0
作品解説【横浜絵付の先駆者(せんくしゃ)・井村と瀬戸の名工のコラボ】
安政6(1859)年に横浜港が開港し明治維新を迎えると、多くの外国人が居留地に住むようになり、海外輸出の門となった横浜港周辺に日本の美術工芸品を扱う外国商館や貿易商が立ち並びました。中でも陶磁器は人気が高く、日本各地の陶磁器業者が横浜や東京に絵付け工房や店を設け、全国の産地からやきもの素地を取り寄せて、花鳥風月など欧米人好みの絵柄を上絵付けして販売するようになりました。この花瓶は瀬戸の川本桝吉の素地を取り寄せて、横浜の陶器商・井村彦次郎の井村陶器店（1875年頃開店）の工房で上絵付けされたものです。

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