黒の韻律

所蔵資料登録番号A002360
作品・資料名黒の韻律
制作時代・年代昭和45年(1970)
窯・作者森野泰明 MORINO Taimei
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高34.5 幅28.0×28.5
作品解説 京都五条坂に、陶芸家・森野嘉光の長男として生まれる。1954年(昭和29)京都市立芸術大学(現、京都市芸術大学)工芸家に入学し、富本憲吉らの指導を受ける。在学中に日展に初入選し、1960年には日展特選、北斗賞を受賞する。この頃、同窓の柳原睦夫らとグループを結成し、新しい陶芸をめざす。28歳の時に、シカゴ大学に招かれ渡英し、陶芸講座を受け持つ。彼の作品の基本的な構成は、立方体と球体の組み合わせにある。このきわめて単純な構造の二つの形態を結合させて、新しい独特のフォルムを生み出した。そこに非常に明快な色彩で、フォルムと一体となった文様が描かれていくのである。

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