骨の耳'92-11

所蔵資料登録番号A002344
作品・資料名骨の耳'92-11
制作時代・年代平成4年(1992)
窯・作者重松あゆみ SHIGEMATSU Ayumi
制作/生産地(現在の地名)日本、兵庫県神戸市
資料点数1点
寸法高58.0 幅39.0×31.0
作品解説 大阪府豊中市に生まれる。1983年京都市立芸術大学大学院修了。在学中に走泥社の中心的な存在であった鈴木治などに学ぶ。初期の重松は小ピースの黒陶に彩色を施してパズルのように構成した色彩豊かな平面的作品を手がけていたが、90年頃より《骨の耳》と称するシリーズを展開する。重松の作品は手びねり成形後、丹念に磨き、彩色を施したものだが、その有機的形態は可塑性を持つ土という素材に対し、自身の手で考えながらひねり、成形することで生み出される。2000年頃より、重松はやきものが有する内部空間を解放して造形要素に取り入れることで、臓器を思わせる複雑な構造を持つ新たな展開をみせている。

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