曲線彫文壺

所蔵資料登録番号A002343
作品・資料名曲線彫文壺
制作時代・年代昭和45年(1970)
窯・作者加守田章二 KAMODA Shouji
制作/生産地(現在の地名)日本、岩手県遠野市
資料点数1点
寸法高32.8 口径12.3 底径16.0
作品解説 1969年、岩手県遠野に工房を構えた加守田は、曲線彫文・彩陶・釉象嵌(ゆうぞうがん)と、毎年のように新しい技術と技法を駆使して、現代的な文様と造形で新風を起こす作品を発表した。本作品は、手捻りで成形された後に丹念に彫りを入れたもので、1970年の個展で発表されたもの。この時、「縄文的な野生と現代的な知性との結合」と評され、加守田の名声を決定的にした。以後、作品の表面には独自の文様が綺麗な色彩によって描かれ、装飾性を強く打ち出していった。

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