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白瓷牡丹文輪花鉢

所蔵資料登録番号A002322
作品・資料名白瓷牡丹文輪花鉢
制作時代・年代昭和54~56年頃(ca.1978~1981)
窯・作者塚本快示 TSUKAMOTO Kaiji
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県土岐市
資料点数1点
寸法高8.2 口径24.0 底径6.7
作品解説 岐阜県生まれ。本名快児。幼いころより家業を手伝いながら窯業全般について学び、1943年小山冨士夫著『影青襍記』に感銘を受け、青白磁の再現を目指した。以後、中国宋代の白磁、青白磁の研究に没頭し、1983年に「白磁・青白磁」で重要無形文化財保持者に認定された。塚本が生み出した白磁には「白磁(はくじ)」と「白瓷(はくじ)」がある。「白磁」は透明性のある素地が用いられ、やや冷たい印象を受ける。一方の「白瓷」は、定窯風のアイボリーホワイトが特徴で、温雅な日本の白磁を目指した塚本のこだわりから生まれたものである。

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